芋活観察会ありがとうございました!

4月29日GW初日に生駒山のふもとの枚岡公園で芋活観察会を開催しました。
数年前にお試しでプチ観察会をしたのですが、本格的な観察会は初めてでドキドキしました。

天気予報にはらはらしながら、ギリギリまで開催決定の判断が難しかったのですが、雨が降り出すのは午後2時以降という予報が出たので開催に踏みきれました。
予備日を設けてはいましたが、その日が晴れるとも限らないし、予備日では行けない参加者も数名いらっしゃったので何としてもこの日に開催できて本当に良かったです。

手すりの上のイモムシを観察

この日、観察できたイモムシは

イモムシ:ニトベミノガ、クロツヤミノガ、ムモンハビロキバガ、イラガ(空繭)、ルリスカシクロバ、ミノウスバ、ツマグロフトメイガ(巣)、ヒオドシチョウ、イシガケチョウ、ルリタテハ、テングチョウ、ハスオビエダシャク、ヒロバトガリエダシャク、チャエダシャク、シロフフユエダシャク、シロトゲエダシャク、シモフリトゲエダシャク、オカモトトゲエダシャク、チャバネフユエダシャク、ニトベエダシャク、モンキキナミシャク、アカモンナミシャク、オビカレハ、タケカレハ、ヒメヤママユ、オオトビモンシャチホコ、スカシドクガ、キアシドクガ、マイマイガ、カシワマイマイ、ゴマフリドクガ、ヨツボシホソバ類の一種、キノカワガ、アケビコノハ、キシタバ、アサマキシタバ、プライヤキリバ、キバラモクメキリガ、ヒロバモクメキリガ、シロヘリキリガ、シラオビキリガ、チャイロキリガ、ニレキリガ、アケビコンボウハバチなど。

中でも、アケビコノハやヒメヤママユは初めて観察したという参加者が多くてアイドルの撮影会状態になりました。

アケビコノハを撮影

アケビコノハの幼虫

後日アンケートを取らせていただきました。ご協力ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。
枚岡公園という案内をしていたため、みなさんが抱かれていたイメージよりもハードなコース設定だったようです。
コースの長さはちょうどよかったのですが、公園という名がついているとは言え、アップダウンが結構激しいところなのです。案内が不十分だったと深く反省しております。
それでも、参加者のみなさんは終始笑顔でたくさんのイモムシを見つけてくださって、楽しい観察会になりました。
秋にももう一度企画する予定です!
秋のコースは少し長く歩くかもしれませんので、参加される皆さん頑張ってくださいね!きっと素敵なイモムシが観察できるはず・・・。

では最後に、観察会で撮影した虫たちの写真を少しご紹介します。

アケビコンボウハバチの幼虫に産卵しようとしているコマユバチ科の一種

ムモンハビロキバガの幼虫

プライヤキリバの幼虫(緑型)

ヒロバモクメキリガの幼虫(眠)

当日に名前が不明だった、イモムシ・ケムシ以外の幼虫たちを調べてみました。

スズキクサカゲロウの幼虫

オビマルツノゼミの幼虫

ジョウカイモドキ科の一種の幼虫

ではまた秋にお会いしましょう!

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