越冬中のシャクガたち・・・
こんにちは。まみのすけです。
冬場はいもむしもあんまりいないし・・・フィールド寒いし・・・と、なにかと引きこもりがちです。
ツイッターでも、「#芋活」を見ていると、美味しそうなお芋さんのスイーツばかりになってきていますね~。
それはそれで楽しい~っって?言ってちゃダメですね。
特にシャクガの仲間。意外とたくさんの種類が幼虫で越冬しています。
右の写真は、クワの枝です。
ただの枝にみえますが・・・よく見ると枝に擬態したクワエダシャク(Phthonandria atrilineata)でした。
しかも、4匹も!まるでみんなで相談したかのように、見事な間隔で枝になりきっていますね。
これを発見したのはエンチョーです。ついてるなぁ・・・ズルい!
こういう見事な擬態をするシャクガの幼虫は枝に擬態するものだけではなく、新芽に擬態するものもいます。他にも、花芽を食べるシャクガの仲間はとっても小さくて、見つけてもなんだかよくわからない種類が多いのが難点です。
この間、アセビの花芽を食べているシャクガの幼虫2種類を見つけて飼育してみることにしました。越冬幼虫の飼育はうまくいくかはわかりませんが、がんばります。
1種類はコヨツメアオシャク(Comostola subtiliaria)でした。もう1種はエダシャクの仲間ではありますが、わかりそうでわからないんです・・・終齢でないと同定出来なかったり、成虫にならないと同定出来なかったりします。
未同定
なんにせよヤガ科に次ぐ、種数の多さですから大変ですよ(^^;)
シャクトリパラダイスが見られる春が楽しみすぎますねぇ~。
芋活観察会もその頃に企画中です!