幼虫の写真図鑑 イモムシ・ケムシ図鑑

ヤネホソバ

チョウ目 ヒトリガ科
Eilema fuscodorsalis
体長 (終齢)20mm前後
発生時期 5-11月
危険性 危険
越冬態 蛹
蛹化方法 樹皮下、岩や屋根瓦の隙間などに繭をつくる
寄主植物 地衣類、コケ類
分布 本州・四国・九州・南西諸島
灰褐色で、暗褐色の小斑紋が散布される。背面には黒色線が走る。背面に地衣類などを付着させていることがある。毒棘をもち、それが皮膚に触れると痛みと痒みがあり、発疹する。屋根瓦、藁葺や茅葺の屋根、塀などで見られる。俗に「ヤネムシ」「イタヤムシ」「ジコウボウ」などと呼ばれる。かつては重要な家屋害虫だったが、藁葺屋根の減少とともに発生地が減った。しかし、近年になって、ふたたび報告例が増えている。
ヤネホソバの幼虫
ヤネホソバの幼虫 : 2015.9.19 撮影:まるちゃんさん
ヤネホソバの幼虫
ヤネホソバの幼虫 : 2015.9.19 撮影:まるちゃんさん