幼虫の写真図鑑 イモムシ・ケムシ図鑑

オオミノガ(ミノムシ)

チョウ目 ミノガ科
Eumeta japonica
体長 (終齢)30mm前後 ※巣(ミノ)の大きさ 45mm前後
発生時期 7-5月(年1化)
越冬形態 幼虫
蛹化方法 巣(ミノ)の中で蛹化
寄主植物 サクラ類・ウメ・モモ・ナシ・リンゴ(バラ科)、柑橘類(ミカン科)、カキノキ(カキノキ科)、クリ(ブナ科)、マグワ・オオイタビ(クワ科)、チャノキ(ツバキ科)、オニグルミ(クルミ科)、クスノキ(クスノキ科)など
分布 本州・四国・九州・南西諸島
黒褐色で太い。頭部は暗赤褐色で、胸部は淡褐色地に暗褐色斑がある。気門は赤褐色。静止時にはミノの中に隠れていて、移動や採食をおこなう時には頭部〜胸部だけをミノの上部から外に出す。外来種の寄生バエ(オオミノガヤドリバエ)の影響で数が減った地域も多い。
ミノから頭を出すオオミノガの幼虫。年1化だが、幼虫で越冬するので盛夏から翌年の春頃まで長期間にわたって観察できる。
オオミノガの幼虫
オオミノガの幼虫 : 京都府木津川市 2015.9.4
オオミノガの幼虫は枯葉を不規則に綴って紡錘形のミノを作る。大きくてなじみ深い ザ・蓑虫。
オオミノガの巣(ミノ)
オオミノガの巣(ミノ) : 奈良県大和郡山市 2005.4.6
ミノを切り開いてみたところ。
オオミノガの幼虫
オオミノガの幼虫 : 京都府木津川市 2015.9.4
オオミノガの幼虫
オオミノガの幼虫 : 京都府木津川市 2015.9.4
ミノを修復するオオミノガの幼虫。大きく切り開かれてしまったミノも、短時間で修復することができる。
オオミノガの幼虫
オオミノガの幼虫 : 京都府木津川市 2015.9.4
オオミノガの幼虫
オオミノガの幼虫 : 京都府木津川市 2015.9.4
オスの成虫は触角がウサギの耳のように立派で、頭部や脚も含めて柔らかな毛で覆われており、どこか哺乳類のような趣がある。
オオミノガの♂成虫
オオミノガの♂成虫 : 飼育個体(奈良県生駒市産) 2017.5.30
ミノの下部の穴から頭部を出してオスを呼ぶメス。メスの成虫は翅も脚もなくウジ状で、生涯ミノの外に出ることはない。
オオミノガの♀成虫
オオミノガの♀成虫 : 飼育個体(奈良県生駒市産) 2016.5.22