幼虫の写真図鑑 イモムシ・ケムシ図鑑
モンシロドクガ
Sphrageidus similis
体長 (終齢)25mm前後
発生時期 6-7、10-5月(年2化)
危険性 危険
越冬態 幼虫
蛹化方法 葉間などに繭をつくる
寄主植物 サクラ類・ウメ・ナシ・リンゴ(バラ科)、クヌギ・コナラ・クリ(ブナ科)、ヤナギ類(ヤナギ科)、マグワ(クワ科)、ネムノキ・フジ(マメ科)、ネズミモチ(モクセイ科)、イタドリ(タデ科)、イヌザンショウ(ミカン科)、ナツメ・クマヤナギ(クロウメモドキ科)、オニグルミ(クルミ科)、ジャガイモ(ナス科)、コムギ(イネ科)など
分布 北海道・本州・四国・九州
黒色地に、黄色〜オレンジ色の帯と白色の紋がある。ゴマフリドクガに似るが、胸部背面の黄色部がより広い。色彩変異があり、黄色地に黒斑が連なる個体もいる。毒針毛をもち、刺さると痛みと痒みがあり、皮膚炎を起こすこともある。公園、庭木、雑木林、桑畑などで見られる。繭や成虫、卵塊にも毒針毛が付着している。
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モンシロドクガの幼虫 : 東京都青梅市 2012.5.27
モンシロドクガの幼虫 : 飼育個体(奈良県奈良市産) 2016.5.3
モンシロドクガの繭 : 飼育個体(奈良県奈良市産) 2016.5.8
モンシロドクガの成虫 : 長野県諏訪市 2011.8.17