幼虫の写真図鑑 イモムシ・ケムシ図鑑
キマダラテングイラガ
Microleon decolatus
体長 (終齢)10mm前後
発生時期 7-11月(年2化)
危険性 危険
越冬態 蛹(繭の中)
蛹化方法 葉上や葉の間などで繭を作る
寄主植物 クリ(ブナ科)、カエデ類(ムクロジ科)など
分布 北海道・本州・四国・九州?
黄緑色〜淡赤褐色で、背部の中央が盛り上がり、1対の赤い突起がある。まるでテントのような特徴的な姿。全身に毒棘をそなえ、触れると痺れたように痛む。庭木や公園、雑木林などで見られる。単独で生活し、葉の裏に静止していることが多い。
※ここに掲載した写真の幼虫は、羽化した成虫からキマダラテングイラガと確認できていますが、近縁のクロフテングイラガ、ウスイロテングイラガとは、幼虫での見分け方が明らかになっていません。
キマダラテングイラガの幼虫 : 大阪府東大阪市 2017.10.11
キマダラテングイラガの繭 : 飼育個体(大阪府東大阪市産) 2017.10.23
キマダラテングイラガの成虫 : 飼育個体(大阪府東大阪市産) 2018.6.7